はあと主催 令和6年度 第8回相談支援員研修会 離婚をめぐる親と子の心理とカウンセリング～家族危機の最前線～

【講師よりメッセージ】
私は、家庭裁判所調査官の経歴を持つ臨床心理士です。今や子どもの学級の中には、父母の離婚や再婚を経験している児童・生徒がいて当たり前の時代になりました。離婚紛争中あるいは離婚後の親子関係は子どもの心に非常に大きな影響を与えます。親や教育・福祉関係者、カウンセラーが留意するべきことは何でしょうか。

離婚制度も含め、離婚をめぐる親子の心理の理解と支援について、心理カウンセラーの立場からお話しします。とりわけ子供や親への言葉かけ・介入・面接の仕方について、家族療法・解決志向アプローチの視点から具体的にお話をいたします。初心者の方から専門家の方までご満足いただける内容をお届けいたします。

【講師プロフィール】
NPO法人神奈川被害者支援センター理事長、家族心理士・家族相談士資格認定機構理事長、日本司法 福祉学会前会長。専門領域は、非行臨床、臨床心理学、家族心理学。

著書：
Ｑ&Ａ離婚・再婚家族と子どもを知るための基礎知識-当事者から心理・福祉・法律分野の実務家まで（明石書店）
家裁調査官は見た-家族のしがらみ-（新潮新書）等 多数。